2016.05.15 投稿者:JTC
JTCメールマガジン《vol.63》 [バックナンバー] ~寄り添うということ~
日本心理カウンセラー養成学院
メールマガジン 《vol.63》
~寄り添うということ~
★週一回★
こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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いただいたお便りから、今日は綴ります。
忙しい日々、人間関係のやりとりの中で、私たちは懸命に生きています。
日常生活で、相手に寄り添うということを、私たちはどれだけできているでしょうか?
相手に寄り添いたいのに、その仕方がわからない…そんなあなたのヒントになればと願っています。
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心理学でよく使う、「寄り添う」という言葉は、日常会話にはあまり出てきません。
相手の考え、気持ちに寄り添う…
相手の世界観を、気持ちを、考えをもっとわかりたいと思いながら話を聴き、その人の気持ちや考えを尊重しよう、その人が必要とするなら支えようとする、心のあり方です。
辛い時、苦しい時、嬉しい時、
自分に寄り添ってくれる誰かがいるだけで、心は安定します。より良い方向へと向かうのがわかります。
大切な相手だからこそ、寄り添う気持ちをもってかかわることが望ましいのに、大切な相手だからこそ巻き込まれたり、感情的になってしまったり…
寄り添うのはなかなか難しいことです。
「寄り添いたい」
頭ではそう思っていても、忙しい日々の中で、思わず反発したり、説得しようとしていませんか?
離れているときは大切だと思っていても、その場ではつい、心ないやりとりをしていませんか?
私も、家族など大事に思う相手であるほど、感情的になってしまったり、反発してしまったり、説得しようとしてしまい、後悔することもよくあります。
こんな時、一体どうすればいいのでしょうか?
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大切な相手とのやりとりで、巻き込まれたり、反発してしまいそうな時は、
まず相手と自分の間に境界線を引いてかかわることが大切なポイントです。
「 自分は自分、相手は相手」と唱え、線が存在するイメージをしましょう。
そして、巻き込まれたり感情的になるほど、私はこの人が大事なんだな、と気づき、あなた自身の気持ちを認めることで、あなたの心も安定するでしょう。
最後に、心が揺れ動く時、他でもないあなた自身の心にも寄り添いながら、どんな気持ちでいるのか、何が気になっているのかを尊重して、相手とちょうどよい距離を見つけていくことも、大切なポイントです。
いかがでしたか?(*^^*)
今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた来週、お会いしましょう。
追伸
もしよかったら、メールマガジンのご感想や、ふとしたことなど、なんでもお気軽にメッセージをお寄せください。
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橋本杏子
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