2016.09.01 投稿者:JTC
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.88》~ファインダー越しの景色~
日本心理カウンセラー養成学院メールマガジン 《vol.88》~ファインダー越しの景色~★週一回★こころがうるおう心理学・マメ知識-------------------------------こんばんは。日本心理カウンセラー養成学院講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)・・・・・・・・・・・・・・今日から9月が始まりましたね。日によって風や日差しに秋を感じることも増えてきました。いかがお過ごしでしょうか。夏から秋へと変わりゆく季節…私は冬から春、春から夏など、季節の変わり目が好きです。もうすぐ秋だな…と思うと、クローゼットの洋服も、小箱の中のアクセサリーも、靴箱の中の靴も、夏の間は目にとまらなかった少し秋を感じさせるアイテムを選ぶようになりました。きっと心のどこかで「もうそろそろ秋やなぁ」と思うことで、無意識のうちに秋らしいものを探しているのだと思います。また、季節から話が逸れますが、私は虫がとても苦手です(>_<)周りの誰よりも先に虫を見つけます。そして跳び退きます。これも、心のどこかで「虫がいたら一目散に逃げなきゃ」と恐れているからこそ、誰よりも早く見つけてしまうのでしょう。あなたにも、このようなことはありませんか?無意識のうちに気にしていることに敏感になるという、人間の習性。なんだか興味深いですね(*^^*)・・・・・・・・・・・・・・毎日の生活をどう捉えているかも、同じようなことが言えるでしょう。「最近、ついてないの」と、不満を抱いている人の話をきいていると、本当に大変な毎日を送っていて、気の毒になります。反対に、「最近、いい感じなの!」とウキウキしている人の話を聴くと、こちらが羨ましくなるような良いことが次々と舞い込んでくるようです。確かに、人生は人によって違いますし、時によって、状況によって、辛い時も良好な時もあるのだと思います。しかし私は、それだけではないように思うのです。私が今、「秋らしいもの」「虫らしきもの」を無意識に探すように、先述の二人は、自分の人生状況に対して、「今、自分がついてないと証明するもの」「今、自分がいい感じであると証明するもの」を無意識で探している…そんな風に考えるのです。言い換えると、私たちは無意識のうちに、自分の頭に描く世界に合うように、ものごとを見つけたり、見落としたりして世界を見ているのです。まるで自分好みの景色を映す、カメラのファインダーから景色を覗いているかのように…。これは何も、大袈裟なものだけではありません。私の甥っ子は、最近動物が大好きなので、街中でも、テレビでも、誰かの服の柄でも、すぐに動物を見つけます(*^^*)彼の「どうぶつファインダー」は敏感です。・・・・・・・・・・・・・・・あなたは今、どんな景色を見ているのでしょう?その世界はあなたにとって好ましいものですか?客観的で冷静で、事実をあるがまま見ることができていると言う方も、きっといらっしゃることでしょう。でも、もしもあなたが今、「辛い、苦しい、寂しい、怖い」など、あなたにとって好ましくないものに意識が向くと気づいたなら、意識的に、ポジティブなものを見つけるようにシフトすることで、世界の景色は変わるかもしれません。私は今、「夏から秋の変わり目ファインダー」を楽しんでいます(*^^*)朝夕の風、木漏れ日、街中ですれ違う人々の足元…秋を感じて、しみじみするこの感覚をもう少し、楽しもうと思います。「虫がいたら逃げなきゃファインダー」は、決して楽しいものではありませんが、知らないうちに虫が近くまで来ていたら気絶するかもしれません。私にとってはやはり必要なものですので、大事にしようと思います(^ ^)いかがでしたか?今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。それではまた来週、お会いしましょう。追伸メールマガジンをきっかけに、自己成長、変容を目指す当学院の講座受講をご希望される方、またご自身の問題解決のための心理カウンセリングをご希望の方は、メールにて、ご連絡ください。詳細を追ってご連絡いたします。メール:k.hashimoto@jtc-web.jp橋本杏子 クリックをお願いできると、たくさんの方の目に触れる機会が増えるので、嬉しいです(*^^*) ↓↓ にほんブログ村