2017.05.12 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.120》~心のキズが癒されること~ 小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.120》~心のキズが癒されること~ 小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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心のキズが癒されていく…ってどういうことなのでしょう?
私には沢山の心のキズがありました。
小さい頃からの心のキズ。
両親との関わりの中で、悲しかったこと、辛かったこと…
もっと最近の、親しい人との関わりで受けたキズ…
色んなキズ
普段、常にキズを感じて生きているわけではないので、ずいぶんと癒されているはず…と大人の私は思っていました。むしろ、いつまでもそんなことにこだわっているのは大人気ない、大したことじゃない??
と、そんな気持ちは押し込めて上手く乗りきってきたつもりでいました。
なのに…
何かのきっかけで、キズついた時のことを思い出したり、その時の気持ちを思い出したりしてしまった時、その心のキズはまるで昨日受けたキズの様に痛むのです。
いつまでも、まるで生キズのようにズキズキと痛むのです。
そして痛みで私の心はいっぱいいっぱいになり、圧倒され、涙が溢れたり、怒りが爆発したり…
私の心のキズはそのまま心の奥に凍結保存されているのだな…と思い知らされました。
では、この心のキズが癒されていくと、どうなるのでしょうか?
生キズではなくなっていきます。キズは確かにそこにあります。でも、ズキズキと痛むキズ、圧倒される様な痛みを生み出すキズではなくなり、キズ痕としてちょっと距離をもって眺めることができる様になっていきます。
「ああ?、こんなキズもあったなあ?」
と、眺めることが怖くなくなります。
これが、キズが癒されていく感覚です。
ムリがない感じですね^_^
私達は痛みは感じたくないですから、キズをないものにしようとしがちです。
でも、あるものをないものにしようとすることはとても大変なことだと思います。
ことあるごとに、そのキズが疼きそうになるのを抑え込むにはかなりの心のエネルギーを使います。苦しいですね…
本来、もっと楽しんだり、何かを生み出したり、愛したり…
ポジティブなことのために使いたいエネルギーも奪われてしまいます。
あるキズはあるものとしてちゃんと受け止めて、癒して、手離して…
手離してできた心のスペースがポジティブなエネルギーで満たされていったらいいですね(^_^)
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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メール:m.ozawa@jtc-web.jp
小沢美恵
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