2018.02.01
投稿者：JTC-礒田修幸
ＪＴＣメールマガジン[バックナンバー]《vol.154》～あの頃…～小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.154》～あの頃…～小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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こんばんは。
日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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先日、久しぶりに娘たちと昔のアルバムを引っ張り出してきて、眺めていました。
もうすぐ巣立っていく子供たちの、幼い頃の無邪気な笑顔は、当時では気がつけなかった本当に大切な宝物のようで、愛おしい気持ちでいっぱいになりました。
そんな中で、当時の私自身の写真もいくつか見て、愕然となりました…
娘の一人が
「 ママ、今と全然違うね…」
と、ポツリと一言。
どの私も、こわばった笑顔で、目は落ち窪み、笑顔なのに暗い悲しみをたたえ、顔色が悪く…
私は病気だったんだ…心の病気だったんだ、と改めて自覚しました。
当時は、確かに色々と体調が悪かった…
小さい頃からの、悲しみや、辛さ、わかって貰えない絶望感、結婚してからも同じような気持ちを益々抱え込み、それはいつしか大きな怒りになっていました。
膨れ上がる怒りに気づくことが怖くて、無理して押しやって、平気なふりをしていたけど
その怒りの毒が私の身体を傷めていました。
こんなになるまで、気づけなかった私。
私自身は気付こうとしなかったのに、小さな子供達は敏感に感じ取って、
いつの頃からか、私を幸せにする責任を負うようになっていきました。
小さな娘に
「 大きくなったら、何になりたい？何したいの？」
と聞いた時、
「 ママは私に何になってもらいたい？」
と尋ねる娘になっていました。
今でも、「 いつもいつも、ママの心配をしていたよ… 」と言います。
そして、ある時、娘の一人も摂食障害という病気になりました。
食べないで痩せ細って、自分の命をかけて、私に気づかせてくれたのです。
もう、限界だよ。ママが向き合わないとみんながダメになっていくよ…と。
今、そんな娘たちは自分の夢に向かって、自分の幸せに向かって羽ばたこうとしています。
私は羽ばたこうとする娘たちを、最近、やっと心から手放してあげることができました。
我が家の子供達は半分イギリス人ですので、みな海外に勉強しに行ってしまいます。娘たちは双子なので、一度に二人とも家を出ていきます。
もう、しばらくは…、もしかしたらずっと日本には帰ってこないかもしれません…
私は独り取り残される寂しさに、なかなかこの事実を受け入れてあげることができないでいました。
娘たちも、残していく私の心配をずっとしてくれていました。
でも、今、やっと私は、
「 頑張ってらっしゃい。ママはママで大丈夫だから！辛い時や、困った時はいつでも帰ってらっしゃい。その為にママはここにいるのだから。」
と言えそうです。
自分の幸せを疎かにしてはいけない。まずはしっかり自分が自分なりの幸せを掴んでください！
それができて、初めて他の人のその人なりの幸せを祝福できるのだと思います。^ ^
子供たちにも、しっかりそこを伝えていきたいし、見せていきたいと思います。
誰かを本当に幸せにしたいのなら、まずは自分が本当に幸せになっていこう！
そして、本当の幸せを掴むために、まずは、見失った本当の自分を取り戻そう！
そんなお手伝いをしています^_^
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いかがでしたか？ 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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メール:m.ozawa@jtc-web.jp
小沢美恵
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