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メールマガジン[バックナンバー]《vol.173》～涙のあとには～橋本杏子より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

 

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日本心理カウンセラー養成学院 講師・心理カウンセラーの橋本杏子です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。

今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

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涙とともにパンをかじった者でなければ、
人生の本当の味はわからない。

 

 

有名な格言です。
ドイツの詩人、ゲーテの言葉です。

 

 

これは、私の好きな言葉のひとつです。

 

 

解釈については、諸説あるようですが、
私は、この言葉を、次のように受け取りました。

 

 

人生は楽しい時ばかりではない。
苦しみに満ちた日々もある。
投げ出したくなるようなことも、
消えてしまいたいと思う時もある。

 

涙を流しながら、パンをかじる時もある。

 

しかし、そんな苦しい経験があるからこそ、
人は人生の本当の価値を知ることができる。

 

 

しょっぱいパンの味を知っている者こそ、人生の本当の味を、知る事ができるのだ。

 

 

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私自身も、泣きながら物を食べたことが何度も何度もあります。
悔しい、悲しい、やりきれない思いがこみ上げながら、
それでも今を生きようと、
涙を流しながら、食べました。

 

 

また、涙が出てくるとき、物を食べると、なんだかとても泣けてきます…（ ; ; ）
そんな自分は、みじめで、どこか滑稽な感じもあります。

 

 

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この言葉を、
私は、今の自分を苦しみながら生きている方にエールとしてさしあげたい気持ちがあります。

 

実際には、この言葉は、
「癒される」とか、「ポジティブで元気が出る」という類のものではありませんから、
他者に言葉がけしたことはありません。

 
しかし、今、自分の人生に苦しんで、泣いている方にこそ、この言葉を贈りたいのです。

 
今のあなたの苦しみは、あなたの人生を彩るものだ。
暗い色があるから、世界は輝くのだと、
応援したいのです。

 

 

そして、パンを食べ終えたら、また立ち上がり、晴れた空の下、一歩一歩、歩いていきましょう(^-^)

 

 

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いかがでしたか？

今日もお読みくださりありがとうございました。

明日も良い日になりますように(o^^o)

 

 

追伸

 

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