2018.08.16 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.182》~生き抜く力~小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.182》~生き抜く力~小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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暑い日が続きますね。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
この酷暑の中、とっても心配なニュースがありましたね。
2歳になったばかりの男の子が行方不明になったニュースでした。
ですが、3日目にしてスーパーボランティアと呼ばれる素晴らしいおじいさんによって、その小さな命が救われました!
私もニュースを見て本当にホッとしましたし、家族のみなさんの喜びと安堵の気持ちは言葉では言い表せないものだったことでしょう。
優しいスーパーボランティアのおじいさんの行動と信念と思いには、誰もが本当に温かい気持ちになったことだろうと思います。
本当に本当に無事でよかったです(^^)
報道番組の中で、ある専門家がおっしゃっていたコメントに私は強く共感しました。
「 あの状況で元気に生き延びることができた奇跡は、あの子が2歳という年齢であったことも、関係しているかもしれない…」
という、趣旨のコメントだったと思います。
このような絶体絶命の状況の中で、もっと大きな子供や私達大人はどうしても…
「 自分はもう助からないかもしれない…
死んでしまうかもしれない…」
と最悪の事態が頭をかすめるでしょう。
本当に為すすべがなくなり、いよいよとなったら、死を覚悟するかもしれません。
ところが、2歳の子にはその様な概念はありません。
それがかえって良かった…と言ったようなコメントだったと思います。
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2歳の子がひとりぼっちで、暗い夜を過ごすことはどれほどのものだっただろう。
何が起きたのかわからない、2歳の子なりの混乱があったことでしょう。
どれだけお母さんのことを想ったことでしょう。
でも、どれだけの恐怖があったとしても、死を考えることはできなかったと思うのです。
概念にないものは想像できないですから、この子の中には死は無いのです。
死の恐怖がなければ、身体の全能力は生きる方向にしか向かわないのではないか…
2歳の子ではありますが、きっと2歳の子なりに持ち合わせている、生きる本能がこの大変な危機の中で存分に発揮されたのでは…
人間に元々備わった生き抜く力が、彼を守ってくれたような気がしてならないのです。
私達大人が色んな思い込みや、信じ込んでしまった限界の為に失ってしまった人間本来の能力を、この小さな身体が発揮して、私達大人にとってはまるで奇跡としか思えないような生還を果たしのではないかと思うのです。
私達一人一人には、まだまだどれだけの能力や力が眠っていることだろう…
そして私達の可能性は計り知れないということ。
この2歳の、小さいけれど、とても力強い生命力が、色んなことを教えてくれたような気がしています^_^
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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