2018.10.11 投稿者:JTC-礒田修幸
JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.190》~考えと気持ち~小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.190》~考えと気持ち~小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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今、学院では、養成講座を終えた方、またはそろそろ終える方々が、資格試験に向けて頑張っていらっしゃいます。
私も学院で学んでいた頃は、試験項目でもある傾聴の実践がなかなか難しく、上手くできなくて落ち込みながら、それでも前向きに頑張っていたことを思い出します。
当時の私もそうでしたし、多くの生徒さんがおっしゃる事なのですが、傾聴の難しさの一つに、相手の方が考えを話しているのか、気持ちを話しているのか…
その区別が難しいという声をよく聞きます。
傾聴ではしっかりと相手の方の考えや気持ちに寄り添い、考えに対して、または気持ちに対して、それぞれ的確な言葉がけをしてお話しを聴いていきます。普段、私達が何気なくお話しを聞く聞き方とは少し違います。
相手の方の自己洞察を促す聴き方なのです。
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なぜ、私達は他者のお話しが考えなのか気持ちなのか、分からなくなってしまうのでしょうか…?
その理由の一つは、私達自身が、普段、気持ちのつもりで、実は考えを伝えていることが多いからではないか…と思うのです。
誰かに酷いことを言われて、本当はとても悲しかったのに…
「 どんな気持ちだったの?」と聞かれると
「 とっても悲しかった の」と言うかわりに
「 なんて嫌な人なんだと思った のよ」
というように、考えを気持ちにすり替えて伝えることが多いのではないでしょうか。
「 そういえば、感情を言葉にすることは滅多にないなあ~ 」とおっしゃる生徒さんもたくさんいらっしゃいます。
「 寂しい 」 「 うれしい 」 「 悔しい 」「 大好き 」 「 虚しい 」 「 楽しい 」…
気持ちを表す言葉はたくさんあるのですが、なぜか私達は率直に気持ちを表すことが難しいと感じることがあります。
言葉は言霊です。
表現しないでいるうちに、そういった生き生きとした感情そのものを、無くしてしまうこともあるのです。
率直に感じる感情こそが、私達自身なのです。
生き生きとした感情こそが私達の本質です。
感情を置き去りにして生きるということは、本来の自分として生きてはいないのです。
傾聴の練習をしていくうちに、多くの方が、本来持っていたはずなのに、なくしてしまっていた感情を取り戻してきます。
そして、表情までがだんだん生き生きとしてきます。
生き生きとした感情を持って生きる人生の豊かさを、多くの人に知っていただきたい!と日々感じています^ ^
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いかがでしたか? 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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小沢美恵
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