2019.03.07
投稿者：JTC-礒田修幸
ＪＴＣメールマガジン[バックナンバー]《vol.210》～ 思い出～小沢美恵より
日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン
《vol.210》～思い出～小沢美恵より
★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識
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日本心理カウンセラー養成学院
講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。
日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)
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今日、3月5日は久しぶりによいお天気になりました^_^
ここ2日ほどは毎日冷たい雨が降り、寒くて、暗くて、まるで冬に逆戻りしたようなお天気でしたね。
気持ちのよい朝、ワンコとお散歩をしながら明るい太陽の光を浴びて、私はふと思い出しました…
今から8年ほど前、私がイスラエルでカウンセリングを受け始めた頃のことです。
ずっと、満たされなさ、孤独、自己否定感を感じて生きてきたのだな…と改めてカウンセリングを通じて気づき始めた頃でした。
心のどこかではそれを分かっていて、だからこそ、そんなダメな自分にムチ打って生きてきた人生でした。
他の人だってみんな苦しいはずなのに、頑張っている。
頑張れない自分はなんて弱いのだろう…
なんてダメな人間なのだろう…
こんな思考が自分の中で当たり前になっていました。
当たり前過ぎて、自分がこの思考で苦しんでいることを自覚しようともしませんでした。
そしてカウンセリングで私はアダルトチルドレンとか、自分の中のチャイルドという概念を知りました。
アダルトチルドレンについて調べていくうちに、私の中で確信が生まれました。
「 私は立派なアダルトチルドレンだったんだ ！！^_^; 」ということを…
それに気づいたとたんに、私は自分自身に対する意識が180度変わりました。
頑張れない、弱い、ダメな自分は、自分のせいではなかったと初めて思えたのです。
私にはこのようにしか生きられない理由があったのだと知って、心に長年抱えてきた重荷を下ろせたような感覚になりました。
人生で初めて、自分で自分を少し許せた瞬間でした。
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そして、翌日…
私は馴染みのビーチに行きました。
いつも見ている、ただただ白い砂浜と青い海とまぶしい空しかないビーチ。
私はそのビーチを初めて見るような感覚になっていました。
なんて眩しいんだろう。
なんて明るいんだろう。
なんて青いんだろう。
それからしばらくは、私の周りの世界が違うことに気づく毎日でした。
世界が急にカラフルになったのです。
色のある世界になりました。
こんなに色とりどりの世界に、私は生きていたのだなあ…と。
それまでの私の人生はなんて暗かったのだろう。
見えているはずの色を感じることができず、まるでモノクロの世界に生きていたのだと改めて気づき衝撃でした。
私達の見えている世界は、私達それぞれの心の窓を通して見えています。
同じ現実に生きていても、見えているものは人それぞれに違い、人それぞれの真実の中で生きています。
そして、多くの人はそれが全であると信じているかもしれません。
違う世界を見ることだってできるはずなのに…
暗く寒い2日間の後の、ポカポカ陽気の眩しい日差しの中で、私は8年前の衝撃を思い出していました^_^
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いかがでしたか？ 今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございました。
それではまた、来週お会いしましょう。
追伸
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