2020.02.27 投稿者:JTC-礒田修幸

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.246》~太く短く生きた人~小沢美恵より

日本心理カウンセラー養成学院 メールマガジン

《vol.246》~太く短く生きた人~小沢美恵より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

——————————-

日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小沢美恵です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

・・・・・・・・・・・・・

 

先日、私の親友のご主人が帰らぬ人となりました…

 

彼は私と同じ歳で、いつも運動をして真っ黒に焼けていて、そして太陽のような笑顔が印象的な、健康そのものの人でした。一報をきいた時はとても混乱しましたし、ショックでした。

彼は、私の親友と結婚した当時は、世間で言うところの一流企業に勤めるサラリーマンでした。
小さい頃からボーイスカウトで自然と親しみ、大学時代からサーフィン、ライフセーバーで活躍し、そしてサラリーマンになりました。

 

ところが、親友と結婚してしばらくすると、スッパリと会社を辞めて、海の近くに移り住みました。

 

まだ、「 豊かに生きる 」ことの意味を知らなかった私は、せっかくの会社を辞めて勿体ない…、大丈夫なの?と思っていました。

 

それからしばらくして、彼は自分の大好きなことを仕事にしました。
マリンスポーツやアウトドアスポーツのクラブを立ち上げ、しばらくは色々とご苦労もあったかと思いますが、夫婦二人三脚、「 大好き 」をエネルギーに邁進して、今ではスタッフや会員さんをたくさん抱えて順調に会社を成長させました。

 
今回は会員さんや仲間たちと、海外の過酷な160kmトレイルランに出場し、ゴール手前で倒れてしまい、そして帰らぬ人となりました。

ここ何年か、彼に会うことがなかったのですが、告別式に飾られた写真やスライドではぎゅっと凝縮された彼の日常を垣間見ることができました。

 

何百人もの仲間やスタッフや会員さんが集まる式中で、彼が如何に多くの人に慕われてきたのかを知ることもできました。

 

近しい方々の弔辞は愛と尊敬にあふれていました。

 

「 君が会社を辞めた時は、まだ先の計画も何もなくて…。心配してたのは君ではなくて、僕の方でしたね 」

「 自分の好きなことを仕事にし、人生を楽しんでいる君を正直羨ましいと思ったし、尊敬していたよ 」

「 あなたは今、どこを走ってますか?大好きなトレイルランで倒れ、倒れても前に進もうと足を動かしていましたね… 」

「 あなたと仕事をしたことが、今の私の誇りです。あなたのDNAは確かにスタッフ全員に受け継がれています!」

 

会場は、あたたかい言葉の度に、嗚咽があふれてきて、一体感を感じました。

 

私は彼の人生の最後の舞台を観ている気持ちになりました。

 

親友の姿に、涙が止まりませんでしたが、一方で清々しい気持ちにもなりました。

 

若い頃、思い切って一歩を踏み出し、自分らしく、自分の大好きな人生を生きた彼は、多くの方々の中でこんなにも輝いていたのだな…と。

 

そして、彼ら夫婦の生き様や人柄が、ただのスポーツクラブだけではなく、スタッフや多くの会員さんの心を惹きつけ、結びついた結晶ようだと感じました。

 

私はどう生きているかな…
これからの自分のあり方を見つめなおしたい気持ちになりました。

 

 

 

追伸

メールマガジンをきっかけに、自己成長、変容を目指す当学院の講座受講をご希望される方、またご自身の問題解決のための心理カウンセリングをご希望の方は、メールにて、ご連絡ください。詳細を追ってご連絡いたします。

メール:m.ozawa@jtc-web.jp

小沢美恵

 

心理カウンセリング(有料)のご案内、お申込はこちらから↓
http://jtc-web.jp/support/

*****

 

 

 

クリックをお願いできると、たくさんの方の目に触れる機会が増えるので、嬉しいです(*^^*)

↓↓
にほんブログ村 メンタルヘルスブログ 心理カウンセラーへ
にほんブログ村