2021.05.20 投稿者:JTC-礒田修幸

JTCメールマガジン[バックナンバー]《vol.292》~居心地の良い場所~小川菊乃より

日本心理カウンセラー養成学院

JTCメールマガジン

《vol.292》~居心地の良い場所~小川菊乃より

★週一回★ こころがうるおう心理学・マメ知識

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日本心理カウンセラー養成学院

講師・心理カウンセラーの小川菊乃です。

日常にスグ役立ち、そしてこころがうるおう心理学・マメ知識をお届けしています。
今日も、最後まで読んでいただけると嬉しいです(*^^*)

 

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皆さま いかがお過ごしですか?

関西はまだ5月ですが、梅雨入りです^_^ 今年の夏は早くやってきそうですね。

 

前回のコラムで、「家庭というのは、最高の安心安全な場になることもありますが、恐ろしい無法地帯にもなり得ます。」とお伝えしました。 無法地帯と化した家庭で子ども時代を生き抜いた人達が、やっと独立し自由になれたと思ったら、今度は親の介護という形で縛られることになる。。。

 

良くきくお話しです。 周囲や社会の目は、道徳的な目線であなたの介護の様子を評価してきます。 「子ども時代、尊厳を踏みにじられ、屈辱的な扱いをしてきた人に、どうやって優しい気持ちで介護したらいいのですか?」とクライアントに問われることがあります。

 

子ども時代の親子関係は、親が年老いても変わらないことは多いです。 神様… もう、これ以上、このクライアントさんに試練を与えないであげてください… こんな気持ちになることはしばしばです。

 

また、こんな状況に置かれてる人は結構いるのですが、良く話を聴くと、お一人お一人、微妙に状況や家族構成や性格の違いがあって、それによって、親への思いも千差万別です。

 

カウンセリングという特殊な安全の守られる場所が、唯一、クライアントにとっての解放の場となっていることがあります。 どうしようも無い状況が続く限り、同じ話しばかりが繰り返されるカウンセリングかもしれません。

 

この場は、綺麗ごとを言わなくて良い場所 私は1人じゃないと思える場所 遅々として進まないカウンセリングのようで、クライアントにとっては大切な場所となってるのかもしれない。

 

「いつも同じ話しばかりですみません…」というクライアントに、申し訳ない気持ちにならずにお越し頂ける居心地の良い場所がつくれるよう、私も精進です(^^)

 

追伸

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メール:k.ogawa@jtc-web.jp
小川菊乃

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