2014.11.01 お知らせ

04-感受性について

感受性が
豊かだから優っているとか
乏しいから劣っているということではなく

自分が感じたものを
受け取るか、受け取らないか

ただ、その違いなのだと
思います。

人は日々、さまざまな体験をして
心と体の全てでたくさんのものを
感じていますが
そのうちのほんの数%しか
受け取っていないといわれます。

人は誰でも
本当は
たくさん感じているけど

忙しいとか
傷つきたくないとか

何らかの事情により
受け取っていないだけなのだと
思います。

私はずっと自分のことを
「感受性が乏しい人」だと
思っていました。
あまり何も感じない…
自分の気持ちがよくわからない…

そんなある日の教育分析で先生から
フィードバックをいただきました。

「橋本さんは、感じていますよ。
きっと、たくさん感じすぎて、
受け取れないのね…。」

その言葉を聴いて、
涙が止まりませんでした。

大きな気づきでした。

「やっと気づいてくれた…!
私はずっと、感じているよ。
受け取ってほしいよ。」

心の奥で、そんな声が聴こえました。

人は皆、
何かを感じながら、生きています。
何も感じない人 はきっといません。

だけど、
自分が感じていることを
ありのまま受け入れるのは
怖いときがあります。
感情に飲み込まれそうになったり
好ましくない感情だったり

そんなとき、無意識に
心を守ろうとして
感じたものを受け取らない選択を
しているのではないでしょうか。

自分自身に優しい気持ちを向けて
自己理解を深め、
ゆっくり生活していれば、
いつか、心が丈夫になって
あらゆる感情を受け取ることが
できるようになります。

毎日がたくさんの気づきにあふれ、
感動と感謝、喜びに満ちた
豊かなものとなります。

悲しみや怒り、さみしさなどを
感じることさえ
愛しいと感じられる…

そんな風に思えるときが
きっと訪れます。

今日から11月ですね。
皆さんの毎日が豊かで、
幸せなものでありますように(*^_^*)

追伸
明日試験の方々、
実力が発揮できますよう
応援しています。

頑張ってください(*^_^*)

橋本杏子